● 産後、気分がふさいだら気をつけたいこと
こんにちは。
赤ちゃんの眠り研究所の清水悦子です^^
出産後は、これまで経験したことないほどの気分の変動を感じるママも少なくないでしょう。
よく聞くのは、マタニティブルーズという症状ですね。
出産後1週間以内に起こる、ホルモンバランスの変動が原因で起こる気分の落ち込みです。
これはほとんどの産後女性(50~80%)が経験するもので、赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに、なぜか涙がポロポロ出てきて、表現できないほど大きな不安感にかられたりします。
一方で、産後直後の時期をすぎても数ヵ月にわたって気分の落ち込みが続く場合は、自分も気づかないうちに産後うつになっている可能性があります。
産後うつは、主に産後1年以内の間に約10%の女性が経験すると言われています。
10%と言えば10人に1人。
結構多いですよね。
私も夜泣きに悩んでいた頃は、産後うつや昔で言う育児ノイローゼのような感じだったのだと思います。
主な症状は、「今まで楽しめていたことが楽しいと思えない」「眠れない(赤ちゃんのお世話がなくても)」「何でも自分が悪いと考えてしまう」など。
このあたり詳しく知りたい方は、「産後うつ 症状」などで調べてみてください。
で、今回、このブログで私がお伝えしたいのが・・・
「私、産後うつかも?」
と、まだ自分で気づけるくらいの状態のときに、精神状態の悪化を防ぐための非常に有効な方法です。
私が東大の博士課程に入って最初の頃にゼミで紹介された本の中に、「脳を鍛えるには運動しかない!」というものがありました。
原著はSPARK!だったかな?
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運動の効能について、科学的知見を論文を引きながらも非常にわかりやすく説明してくれているとてもおもしろい本です。
理系好きの方にはとってもおすすめ^^
その中に、うつの予防や改善の方法として、有酸素運動が、抗うつ剤と同等の効果があることが述べられているんですね。
大学で産後うつについて調べていて思うのは、産後うつの予防や対策のむずかしさ。
産後うつは、「母乳なので薬を飲みたくない」(実際には母乳中でも飲める薬はありますが)、「そもそも病院に行きたくない」、「赤ちゃんを連れて病院に行くのは気が進まない」など、治療を阻む要因がたくさんあります。
そんな中で、「運動」は自分や家族が気をつけてあげられる、とてもよい方法だと思います。
産後に運動なんて、できる時間あるわけない?
いえいえ、そうでもありません。
工夫次第で運動のチャンスはいろいろあります。
◆ NHK・教育テレビの朝6時25分からのみんなの体操を、パパと一緒にやってみる。
◆ 好きなエクササイズDVDを、赤ちゃんの機嫌のいい時間帯に赤ちゃんと一緒にやってみる。(お昼寝中じゃなくても自分を大切にする時間をとるのも大事なことですよ^^)
◆ パパの休日や、仕事前の時間帯に、近所をウォーキングする。
◆ パパに預けるのが心配なら、パパが赤ちゃんを抱っこして、ママが速足で歩けるくらいのお散歩を一緒にする。
◆ 産後の運動教室に通う。(産後ヨガやバランスボールを使ったエクササイズなど)
運動って、やり始めは非常におっくうです。(なかなか習慣になりづらいですよね…)
でも、一回やってみると、本当に気分が変わることが体で感じられると思います!
そして、ママの睡眠にもいい影響があります♪
私が夜泣きで悩んで大変だったころ、主人は朝5時に家を出て、夜中に帰ってくるような生活でした。
しかも休みは日曜のみ。
主人も大変だったと思いますが、日曜だけ少し娘を見ていてくれて、「一人でちょっと散歩でもしれくれば?」と言ってくれていたのです。
産後初めて一人で外に散歩に行ったとき、「自分ってこんなに速く歩けるんだ~!体が軽い~」と、感激したのを覚えています。
今思えば、そのような習慣があったから、ギリギリのラインで心が保てていたのだと思います。
運動習慣は、気分がふさいでいるときに、自分1人で始めるのは本当に大変なこと。
パパや周囲を巻き込みましょう!!
まずは一歩、運動したら気分が改善した!という体験することが大切ですよ★
もう来週に迫っていますが、6月30日(木)に上石神井(練馬)で、「赤ちゃんの眠りの講座」と「笑い+運動(カラダオーケストラ)」のコラボ講座を開催します!!
体を動かす気持ちよさを感じるための第一歩に最適だと思います^^
眠りの講座は、落ち着いた雰囲気が魅力の認定講師・小関が担当しますよ♪
≪現在お申込み可能な講座≫
夜泣き、寝ぐずり、寝てくれない・・・に悩んでいる
夜泣きを予防したい
なぜ夜中に起きるのか、原因が知りたい
そんなママ・パパにおすすめの講座です^^
● 6月27日(月)@和歌山 認定講師:中西担当
※ベビーマッサージさんとのコラボ講座です♪
● 6月30日(木)@上石神井 認定講師:小関
※カラダオーケストラさんとのコラボ講座です♪
● 7月4日(月)@駒込 認定講師:小関担当
★満員御礼キャンセル待ち受付中
● 7月13日(水)@桜木町 認定講師:鈴木担当
※あからぼの定期開催講座です♪
※ 大変心苦しいのですが、現在、お返事する時間的な余裕がなく、ブログのコメント・メッセージは閉じさせていただいております。
こんにちは。
赤ちゃんの眠り研究所の清水悦子です^^
出産後は、これまで経験したことないほどの気分の変動を感じるママも少なくないでしょう。
よく聞くのは、マタニティブルーズという症状ですね。
出産後1週間以内に起こる、ホルモンバランスの変動が原因で起こる気分の落ち込みです。
これはほとんどの産後女性(50~80%)が経験するもので、赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに、なぜか涙がポロポロ出てきて、表現できないほど大きな不安感にかられたりします。
一方で、産後直後の時期をすぎても数ヵ月にわたって気分の落ち込みが続く場合は、自分も気づかないうちに産後うつになっている可能性があります。
産後うつは、主に産後1年以内の間に約10%の女性が経験すると言われています。
10%と言えば10人に1人。
結構多いですよね。
私も夜泣きに悩んでいた頃は、産後うつや昔で言う育児ノイローゼのような感じだったのだと思います。
主な症状は、「今まで楽しめていたことが楽しいと思えない」「眠れない(赤ちゃんのお世話がなくても)」「何でも自分が悪いと考えてしまう」など。
このあたり詳しく知りたい方は、「産後うつ 症状」などで調べてみてください。
で、今回、このブログで私がお伝えしたいのが・・・
「私、産後うつかも?」
と、まだ自分で気づけるくらいの状態のときに、精神状態の悪化を防ぐための非常に有効な方法です。
私が東大の博士課程に入って最初の頃にゼミで紹介された本の中に、「脳を鍛えるには運動しかない!」というものがありました。
原著はSPARK!だったかな?
運動の効能について、科学的知見を論文を引きながらも非常にわかりやすく説明してくれているとてもおもしろい本です。
理系好きの方にはとってもおすすめ^^
その中に、うつの予防や改善の方法として、有酸素運動が、抗うつ剤と同等の効果があることが述べられているんですね。
大学で産後うつについて調べていて思うのは、産後うつの予防や対策のむずかしさ。
産後うつは、「母乳なので薬を飲みたくない」(実際には母乳中でも飲める薬はありますが)、「そもそも病院に行きたくない」、「赤ちゃんを連れて病院に行くのは気が進まない」など、治療を阻む要因がたくさんあります。
そんな中で、「運動」は自分や家族が気をつけてあげられる、とてもよい方法だと思います。
産後に運動なんて、できる時間あるわけない?
いえいえ、そうでもありません。
工夫次第で運動のチャンスはいろいろあります。
◆ NHK・教育テレビの朝6時25分からのみんなの体操を、パパと一緒にやってみる。
◆ 好きなエクササイズDVDを、赤ちゃんの機嫌のいい時間帯に赤ちゃんと一緒にやってみる。(お昼寝中じゃなくても自分を大切にする時間をとるのも大事なことですよ^^)
◆ パパの休日や、仕事前の時間帯に、近所をウォーキングする。
◆ パパに預けるのが心配なら、パパが赤ちゃんを抱っこして、ママが速足で歩けるくらいのお散歩を一緒にする。
◆ 産後の運動教室に通う。(産後ヨガやバランスボールを使ったエクササイズなど)
運動って、やり始めは非常におっくうです。(なかなか習慣になりづらいですよね…)
でも、一回やってみると、本当に気分が変わることが体で感じられると思います!
そして、ママの睡眠にもいい影響があります♪
私が夜泣きで悩んで大変だったころ、主人は朝5時に家を出て、夜中に帰ってくるような生活でした。
しかも休みは日曜のみ。
主人も大変だったと思いますが、日曜だけ少し娘を見ていてくれて、「一人でちょっと散歩でもしれくれば?」と言ってくれていたのです。
産後初めて一人で外に散歩に行ったとき、「自分ってこんなに速く歩けるんだ~!体が軽い~」と、感激したのを覚えています。
今思えば、そのような習慣があったから、ギリギリのラインで心が保てていたのだと思います。
運動習慣は、気分がふさいでいるときに、自分1人で始めるのは本当に大変なこと。
パパや周囲を巻き込みましょう!!
まずは一歩、運動したら気分が改善した!という体験することが大切ですよ★
もう来週に迫っていますが、6月30日(木)に上石神井(練馬)で、「赤ちゃんの眠りの講座」と「笑い+運動(カラダオーケストラ)」のコラボ講座を開催します!!
体を動かす気持ちよさを感じるための第一歩に最適だと思います^^
眠りの講座は、落ち着いた雰囲気が魅力の認定講師・小関が担当しますよ♪
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● 7月4日(月)@駒込 認定講師:小関担当
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● 7月13日(水)@桜木町 認定講師:鈴木担当
※あからぼの定期開催講座です♪
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※ 大変心苦しいのですが、現在、お返事する時間的な余裕がなく、ブログのコメント・メッセージは閉じさせていただいております。