● 学会発表でポスター賞をいただきました★
こんにちは。
赤ちゃんの眠り研究所の清水悦子です^^
この土日は、第22回・日本時間生物学会の学術集会でした。
今回、私はポスター発表というかたちで参加させていただきました。
娘の夜泣きに悩んだことで、夜泣きの勉強を始め、30を超えてから研究の世界に入り、今ようやく博士課程の3年生です。
残念ながら3年生のくせにまだ投稿論文を書けていないので、卒業は見えてきません><
英語も統計も数学もよくわからず、ものすごい基礎から勉強をし直しているので、人より時間はかかるとは思いますが、周囲の方々に本当に恵まれ、非常に貴重な時間を過ごしています♪
今回の時間生物学会は、体内時計を研究する学会ですが(ザックリ言いすぎ^^;)、ほとんどがマウスや魚、昆虫を対象として、分子レベルで何が起こっているかを研究している人が多い。
ネイチャーやサイエンスといった一流科学雑誌を本気で狙って研究をしている先生方がたくさんいるなか、非常に場違いな気持ちでいたのですが・・・
ヒト、しかも赤ちゃんと母親が対象という珍しさからか、この度、優秀ポスター賞をいただきました★
(もちろん、日ごろからご指導くださっている先生が優秀なのですが^^;)
研究にご協力くださった赤ちゃん、ママさん、本当にありがとうございましたm(_ _ )m
(懸命に説明する後ろ姿。コースの先生が撮ってくださっていました♪)
今回は、データブリッツと言って、1枚のスライドで研究内容を30秒以内で説明するという時間も・・・ポスター発表をしている人、60人(学会2日間で120人ちょっと)が次々に話していく、なんだかおもしろい時間でした♪ 緊張したけど><
肝心の研究内容ですが、赤ちゃんとお母さんの生活リズムがずれると、お母さんはしんどいのか、楽なのか、ということを、小難しい解析で示しています。
(まだ追加実験が必要なので、毎度ながら詳細は書けませんが…)
ポスター発表者が皆、自分のポスターの前に立って1時間くらい説明する時間がありましたが、その際に、母子のサーカディアンリズムの研究を長年していらっしゃる西原京子先生がいらして、
「母子の同時計測が絶対に必要だと私も思っているの。この分野に若い人が興味を持ってくれるのが本当に嬉しいわ。長く続けてくださいね」
と、おっしゃってくださいました。
『若い』かどうかは別として(笑)、とっても嬉しかったです♪
そして、昨日はまた仲間たちとの勉強会でした★
これまで何だか気恥ずかしさもあり、あまり研究の様子や内容を話したことがなかったのですが、これを機にご報告。
みんなにも喜んでもらえて、これまた嬉しかったです♪♪
研究の道に進んだものの、想像以上に研究って大変。
何が大変って、たった1つのことを調べるのに、相当な時間がかかる><
しかもそれって、日常ママ達がしみじみ感じていることだったりして。。。
体験を伴って知っていることだけど、国の政策や保育者の教育課程に携わっているスーツのおじさまたちに、ママの声を理解していただくには、地道に科学的にアプローチしていくことが必要だと考えています。
と、大きなことはまだ言えません^^;
論文を書かねばです。。。そして、卒業せねばです。。。
ご指導くださっている先生方、そして日ごろから支えてくれている皆さんに、心から感謝しています。ありがとうございます!
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温泉でも入って帰ろうかな~と思っていたら・・・草津温泉と違うんですね>< 滋賀県は小さいころに琵琶湖に遊びに行って以来。楽しみにしています♪
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寝言泣きをスルーしよう!!

※ 大変心苦しいのですが、現在、お返事する時間的な余裕がなく、ブログのコメント・メッセージは閉じさせていただいております。