● 日本ラクテーションコンサルタント協会の学習会@神戸に行ってきました^^
こんにちは。
赤ちゃんの眠り研究所の清水です^^
昨日・一昨日と、神戸で行われた、NPO法人日本ラクテーションコンサルタント協会の学習会に行ってきました★
両日とも800名を超える参加者で、来ていらっしゃる方の多くは母乳育児支援をしている助産師さん。一部に小児科医や産婦人科医、地域活動をしている方、母親としての参加など、多彩な方が含まれている学習会でした。
(看板の隣の後ろ姿は、えんちゃん(小2)です♪)
「学習会」というネーミングから、行く前は数十名の小さな集まりをイメージしていたのですが、ひっろ~い会場にギッシリ人がいて、800名オーバーの熱気にびっくりしました!
ラクテーションコンサルタント(この団体の母乳育児支援のための資格)を取るためや、その資格の継続のための単位認定にもなっているので、皆さん真剣です。
今回、「母乳と睡眠」について、イギリスのダラム大学で人類学講座の教授をされているHelen氏が2日にわたって講師をされるということで、興味津々で行ってきました★
私自身は母乳の研究はしていませんが、Helen氏が使用しているアクチグラフという腕時計型の睡眠計測のための機器を使って私も研究をしているので、その点でも非常に楽しみにしていました。
思い切って質問もできたし、えんちゃんを連れて遠路はるばる行ってよかったです♪
えんちゃんは、託児室で一緒だった1年上の女の子と意気投合!迎えに行くと、はちきれんばかりの笑顔で眩しかったです★ 楽しく待っててくれてよかった♪(本人、もっと遊びたくて、私を待ってる気はさらさらなかったようですが…^^;)
Helen氏の講義以外にも、6つの講義があったのですが、そのどれもが非常にすばらしい内容でした!!
参加する前までは、母乳絶対主義の指導が延々されるのかと思っていのですが(変なイメージでごめんなさい><)、いやはや、これが非常に大きく期待を裏切る内容でした!!(もちろんいい意味で!!)
これでもかという科学・エビデンスベースの話で講義が進み、しかも「母乳育児研究を行うための基礎知識」的な講義もあって、講義を聞く側の人にも研究を積極的にするように働きかけていて、乳児の健全育成のために何がいいのかを徹底的に追及しているという雰囲気。
ともするとヒステリックな母乳教とまで揶揄されてしまうこともある母乳育児推進の立場において、このような団体の淡々とした姿勢は、母乳の重要性を訴えるのに非常に重要なことだと思います。
また、乳児の睡眠研究は、母乳研究に比べると非常に層が薄いのですが、それでももっと、エビデンスベースで話を進められる人たちが増えていけばいいなと感じました。
きっとこのブログを読んでくださっている方の中にも、研究の世界に近い看護師や助産師・保健師・小児科医・産婦人科医といったお仕事をされている方もいらっしゃるかもしれません。
興味のある人がその興味を探求していかないと、その分野の研究は進んでいきません。
もし研究に興味のある人や、病院で研究会の報告の順番が回ってくる予定などある方は、「乳児の睡眠」をテーマにしてみませんか?
お仲間募集中です(笑)
そして、私自身も、もっとかっちりとエビデンスベースで話ができるようにならないと!まだまだ甘いな~と、鼻息を荒くしながら帰宅の途に就きました^^;
いつもいただく睡眠のご質問の中で、母乳が関連してくることは多くあります。
いくつかの点については、今回受けた講義の中で触れられていたので、また今度共有させていただきますね!
いや~、乳児の睡眠研究も、いつかここまでの規模になってほしいな~。
今週末、私は第56回 日本心身医学会で口頭発表です。気合いだ!
明日は、「ねんねのリズムワークショップ」5期の最終日ですね。参加されている皆さま、お気をつけていらしてくださいね♪
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