● 赤ちゃんの保育時間に上限はない!?
おはようございます。
赤ちゃんに眠り研究所の清水悦子です^^
昨日は、墨田区にある共愛館保育園で、なんと夜7時からの講座をさせていただきました★
この園は、園庭からスカイツリーが見える園♪ 素敵な景色です♪
今回のこの講座は、墨田区家庭教育支援講座の一環としてお話をいただき、3年前から年に1,2度、墨田区内の区立や私立の保育園に伺わせていただいています。
ありがとうございます!
今回、一応、赤ちゃん連れママ向けの講座ということだったのですが、事前申し込み制ではなく、だれが来るかはわからず・・・
夜7時からの講座時間の設定は、働くママでも来れるようにという配慮だったのですが、
蓋を開けてみると、共愛館保育園のスタッフの皆さんと、近隣園の保育士さん、来月ご出産予定のご夫婦、2人のお子様連れのママさんと、これまでにない非常におもしろい構成の皆さんでした^^
ママ向け講座のネタでしたが、皆さん熱心に聞いてくださり、保育士さんからもたくさんご質問もいただき、楽しい時間を過ごすことができました♪
ありがとうございました!!
ざっくばらんの質問コーナーの中で出た話の中で、1つ。
「保育園の利用が、朝早い子は、夜のお迎えも遅い傾向がある」という園長先生のお話。
これは、ママやパパの勤務時間による影響。
単純に勤務時間が長い場合もあれば、通勤に時間がかかるために、通常の8時間や9時間勤務であっても、子どもが保育園にいる時間が非常に長くなる・・・
お子さんによっては、12時間以上を保育園で過ごすお子さんも珍しくありません。
労働基準法で、労働時間は決められていますが、残業があればその限りではないので、子どもを持つママ・パパでも10時間以上の勤務という人もザラにいらっしゃるでしょう。
今の保育園の制度では、基準時間で11時間の開所が認可園では標準で、その前後で延長保育の時間が、各園で個別に設けられています。
今は、女性の社会進出を促進するため、女性が働きやすい社会を目指す「保育サービス」(保育は”サービス”か?という話題はまた別の機会に)として、延長保育が夜の10時までという園も都心ではちらほら見られます。
保育園は朝も早くから開所し、夜も遅くまで預かってくれるようになってきているという社会の流れになっているのですが・・・
実は、1日の子どもの預かり時間の上限に、特に規制はありません。
保育園が開所している限りは、いくらでも預けられるということです。
(実際には、会社を経由して勤務時間等の書類も園に出さないといけないので、そこまで長時間になるということはないかと思いますが)
今回来てくださった保育士さんからも、女性の社会進出を・・・という名目で、子どもに大きなシワ寄せが来ているのではと感じるという声が上がっていました。
女性が働きやすい社会を目指すのであれば、保育時間の長時間化ではなく、子育て家庭の勤務時間の短縮化や、時短勤務でも職場内での立場を失わない制度や環境を、企業ぐるみで考えていく必要があるのではと、強く感じます。
えんちゃん(小2)の保育園時代のママからは、リアルなマミー・トラック(時短勤務などの制度はあっても、制度を利用すると出世コースからははずされたり、それまでの職務内容とは異なる補助的な職務にまわされたりすること)の話も聞きます。
女性が働きやすい社会は、子どもにも優しい社会であってほしい。
子育てがマイナスに影響するような会社で、女性が働きやすくなるはずがない。
今後の日本はどういう方向に進んでいくのでしょうか・・・
今日は、思いがけず、おもしろいメンバーでの講座になり、ご質問も0歳児保育を担当されている保育士さんの工夫と苦悩なども聞けて、とても楽しい時間でした♪
遅くまでありがとうございました!!
最後に、現在お申込みいただける講座をご案内しますね♪
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現在募集中の講座 (下のリンクをクリックして、詳細をご確認ください)
★ 11月4日(木):ママ向け講座@神楽坂
横浜での赤すや講座に参加してくださったママが準備してくださっています^^
★ 11月28日(土):ママ向け講座@兵庫県川西市
遠方開催に向けて、ママたちが積極的に準備してくださっています♪
★ 11月29日:乳幼児睡眠・育児支援者向け講座6期@名古屋
支援者向けの講座、初の地方開催です♪
これまでの回では、赤ちゃんの夜泣きなどの眠りの相談を受ける助産師、保健師、産婦人科医、保育士、赤ちゃん教室の先生など、さまざまな職種の方に参加していただき、好評をいただいています★
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寝言泣きをスルーしよう!!

※ 大変心苦しいのですが、現在、お返事する時間的な余裕がなく、ブログのコメント・メッセージは閉じさせていただいております。